帰省をよそに避暑に向かう [はずめし(喪飯)]
暑い~っ!
貧乏四畳半のこの暑さから逃げ出さなくてはならない。
とにかく朝の涼しいうちにお出かけすることにした。
準備するものは、お茶にお弁当である。もちろん貧乏四畳半のことだから
お弁当は、おむすびのみである。
いつもなら朝から渋滞する道路を歩いてみると、目に見えて自動車が
少ないような気がする。みんな帰省とかでお出かけしているのだ。
お盆のこの時期になると人口が減少する。さすがに工業地帯だ。
工場も休みに突入したみたいなので、さらに交通量も減っている。
本日の目的地は、地元の湖を目指すのじゃああああ!
朝の涼しいうちに歩き始めたのだが、すでに汗をかいている。
これからもっと暑くなるでしょう!とTVのなかのお天気お姉さんが
言っていた通りにじわりじわりと暑くなってくる。
このまま貧乏四畳半にこもっていたほうが暑さを凌げたかもしれない
ふと、無駄な努力をしているように思えてきた。
近所の唸る室外機からの熱風をモロに浴びて正気でいられるわけがない
気象庁発表の最高気温に3度くらいプラスして考えたほうがいいのかもしれない
いきおい貧乏四畳半では、第三のビールの消費量が増えることになる
酔って暑さをしのぐ作戦なのだが、金銭的に非常に厳しい現実がある
お金を使わないで、この暑さからの脱出をしなければならない
熱風が吹き込む貧乏四畳半を捨てて、湖畔へ向かうのじゃああ!
貧乏旅の始まりじゃああああ!
なんとか午前中に湖畔に着いた。
誰もいない。ひとりぼっち・・・
気温が5度くらい低いような気がする。これなら貧乏四畳半で
うだうだ汗を流しながら過ごしているより、よかったのかもしれない。
湖からの風が汗を吹き飛ばして涼風となって全身を包み込んでくる
なんて涼しいんだ・・・・・
湖の風って微かに湿気を含んでいるのだけども、海の風と違って
ベタベタする気配もなくミストみたいな涼風になっている
今までの徒歩の苦労が報われてくる
さっそくお昼にしよう!
湖畔で食べる超特大おむすびは、また格別の味がするヾ(@⌒ー⌒@)ノ
長旅を終えた老いた体にス~と染み込むようだ。いん~やあっ!
んまいっ!
貧乏四畳半で食べるおむすびと湖畔で食べるおむすびは、貧乏食と
セレブ食の違い以上に旨さに違いがあるようだ!
全く同じ味なのに食べる場所によって、こんなにも違ってくるのであろうか!
改めて再認識をした。朝食おむすびと昼食おむすびとでは、断然旨さの
違いが歴然としている。時間が経った昼食おむすびの塩加減が湖畔の
涼風に心地よい・・・
こうやって湖畔に佇んでいるとお金の心配をして、うだうだ過ごしている自分が
小さなものに思えてくるから不思議だ。
ここなら電気代金もいらないし、自然の風で扇風機の電気代金さえ心配いらない
しばらく湖を眺めて過ごしていると気分まで違ってくるが、現実の熱帯夜の
貧乏四畳半に帰省して現実の生活に戻らなければならない。
お盆の帰省ラッシュのこの時期に湖に来るのは、初めてなのであったが
来年も生きていたら、再来しようと思いながら帰途についた。
確かに食べる場所によって味変わってきますよね~!!おいしそ~(^o^)v
by macinu (2013-08-12 10:43)
地元メーカーの味付け海苔は味が濃くて
おにぎりにとっても合うんですよ~。
by がり (2013-08-12 11:45)
外で食事すると気分良いですよね。
by little_snow (2013-08-12 15:35)
湖が歩いて行ける距離にあるのですね♪
お外は風が吹き抜けるところが嬉しいですよね♪
by Rchoose19 (2013-08-12 20:05)
これで貧乏四畳半で蒸し焼きにならずに
すみました。
by くぼたん (2013-08-12 20:23)
我が家は近くで涼むには神社。木陰はほんとに涼しい。
あとは、、、畑の夕顔の棚の下。
しかしおにぎりで湖畔か。それもいいなぁ。
こちらは湖がないから河原だな。
by さきしなのてるりん (2013-08-15 13:34)