SSブログ

おでんの問題 [粗酒粗肴(貧乏酒肴)]

 

寒い日には、お炬燵でおでんをつ突っつきながら熱燗をキュッと飲ると

貧乏四畳半でも口福になるのです

おでんの鍋の中は、賑やかです。ちくわやはんぺん、ごぼ天などが

所狭しとギュウギュウになっています。ちくわなんて温かくなって倍以上の

大きさに膨らんでいます。あったかい汁を十分に含んだがんもなんて、

鍋に入れる前の軽さとは違いずっしりと重くなっています

箸でつまんでも汁がしたたり落ちてしまいます。これを壊れないように

慎重に取り皿に入れます。からしをチョイ付けして箸で食べやすい大きさに

切って口に運びます。

04-IMG_0244.JPG

 

んまいっ!

 

じゅ~わっと染み出るおでんの汁が舌の上で踊りだして、がんもの中に

入っている人参などの味もんまいっ!あつあつのホクホクで熱燗をキュッ!

さらに  んまいっ!  ごぼ天もさらりとからしを塗って口の中へ放り込む

真ん中にごぼうが入った細長いおでん!練り物の柔らかさとごぼうの

シャキシャキ感がまったりと美味しい!熱燗もキュッキュッといけます

07-IMG_0247.JPG

 

次は、こんにゃくですね。味がしみているのかいないのかわからない

そもそもこんにゃくって味が染みていくのかどうか疑問です。

二日煮ても三日煮ても形も色も変わらない。

13-IMG_0253.JPG

でも、こんにゃくの独特の香りがなくなってきている

歯ごたえも心持ち柔らかくなったような・・・・・どうしておでんにこんにゃくなの?

こんにゃくのおでんという謎は、残るが最大の難関が待ち構えているのです

 

 

 

 

おでんの中の最大の楽しみといえば、鍋の底に沈み込んだ大根だ

味がしみた大根は、ほくほくでじゅ~わっとしていてんまいっ!のであるが

近年の価格高騰により貧乏四畳半には、登場していない。よって

このおでんにも入っていないのであるが、もうひとつの楽しみは

入っているのだ!貧乏人の味方で価格安定の10個100円のものだ

それは、たまごであるのだが、ここに最大の難関が

待っていたのだった。

08-IMG_0248.JPG

あつあつホクホクのおでんのたまごをパクリと食べたいのだが、まるごと

口の中に入らない。もし、入ったとしても私のおちょぼ口では、そのまま

窒息してしまいそうだ。まるごと食べるのは諦めるしかないよう。。゚(゚´Д`゚)゚。

そうなると箸で崩すことになるのだが、これがどうにもままならないのだ

どうしても黄身が崩れてしまうのだ。なんとかして黄身をまるごと

おでんの汁につけてパクリと行きたいのだが慎重にたまごに箸で圧力を

加えるてみても黄身が崩れてしまう

09-IMG_0249.JPG

泣く泣くおでん汁につけてくずれた黄身を飲むようにして食するのだった。

次回、おでんにしたときは今よりもっと繊細にたまごを崩してみたいと、

空になったおでん鍋に誓うのであったが次回までに覚えていたためしはない。

もう何年にもなるがおでんのたまごの最大の難関は、いまだに破られていない

いや、玉子の黄身は破りっぱなしだったのである

(´;ω;`)

 

 

 

 

 


nice!(19)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:グルメ・料理

nice! 19

コメント 2

Rchoose19

確かにおでんの卵は醍醐味ですよね~o(^-^)o
やはり、黄身の食べ方が難しいですね(^^ゞ
味が染み込めば込むほどポロポロしますよね(^^ゞ
よい方法を発明したら教えてくださいね♪
by Rchoose19 (2013-12-31 00:36) 

がり

今年一年ありがとうございました。
良いお年をお迎えください。
by がり (2013-12-31 15:44) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

トラックバックの受付は締め切りました
Twitter Button from twitbuttons.com
Twitter Buttons レシピ検索サイト
by レシピFan!

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。