おでんの問題 [粗酒粗肴(貧乏酒肴)]
寒い日には、お炬燵でおでんをつ突っつきながら熱燗をキュッと飲ると
貧乏四畳半でも口福になるのです
おでんの鍋の中は、賑やかです。ちくわやはんぺん、ごぼ天などが
所狭しとギュウギュウになっています。ちくわなんて温かくなって倍以上の
大きさに膨らんでいます。あったかい汁を十分に含んだがんもなんて、
鍋に入れる前の軽さとは違いずっしりと重くなっています
箸でつまんでも汁がしたたり落ちてしまいます。これを壊れないように
慎重に取り皿に入れます。からしをチョイ付けして箸で食べやすい大きさに
切って口に運びます。
んまいっ!
じゅ~わっと染み出るおでんの汁が舌の上で踊りだして、がんもの中に
入っている人参などの味もんまいっ!あつあつのホクホクで熱燗をキュッ!
さらに んまいっ! ごぼ天もさらりとからしを塗って口の中へ放り込む
真ん中にごぼうが入った細長いおでん!練り物の柔らかさとごぼうの
シャキシャキ感がまったりと美味しい!熱燗もキュッキュッといけます
次は、こんにゃくですね。味がしみているのかいないのかわからない
そもそもこんにゃくって味が染みていくのかどうか疑問です。
二日煮ても三日煮ても形も色も変わらない。
でも、こんにゃくの独特の香りがなくなってきている
歯ごたえも心持ち柔らかくなったような・・・・・どうしておでんにこんにゃくなの?
こんにゃくのおでんという謎は、残るが最大の難関が待ち構えているのです
雪見酒 [粗酒粗肴(貧乏酒肴)]
雪が降ってきた
水滴とも違う氷とも違う白いふわふわしたものが天から舞降りてくる
貧乏四畳半にも雪は、平等に降り注ぐ
師走のこんな日に降るなんて、掃除をしていた手を止めて、雪が舞うのを
しばし眺める。どうりで手がかじかむはずだ。
おっと、こうしちゃあいられない!せっかくの天からの贈り物を呆然と見ている
だけでは、もったいない。飲兵衛の血が騒ぐ。
雪見酒じゃああ!
舞い散る雪を見ながら、熱燗をキュッとひねると極楽の気分になれるのじゃあ
貧乏四畳半にも時折、雪が舞い落ちる。窓や建具の隙間から冷たい風とともに
舞い落ちてくる。うううっ寒いけど風流じゃああ!
ふらっと紛れ込んだ雪のひとひらがふわふわと貧乏四畳半に舞い散る様を
追いながら、かじかんだ手でクイッと熱燗をあおる
ぷはーーーーっ!
んまいっ!
どんな安物の酒であろうと大自然の美しい舞いの前では、最高の酒である
これを見ながら飲む酒は、最高なのである。このまま天国に逝って
しまいそうになる(笑)しかし、雪の舞と日本酒の熱燗だけでは、いくら
貧乏四畳半でもさみしいのである。そこで、雪見酒に最強のアテに
することにしたのだった。雪は白い、ならば白い豆腐で対抗じゃああ!
白には白で対抗じゃああ!湯豆腐じゃああ!
雪が貧乏四畳半のすきま風に乗ってやってきても湯豆腐の湯気で
たちまちのうちに溶けてしまう、あああ、儚い夢だった・・・・
感傷を胸に熱燗をクイッとやるともう!
んまいっ!
師走の贅沢な時間となってしまったヾ(@⌒ー⌒@)ノ
そして湯豆腐には、ポン酢とともにゆずが重要なアイテムなのじゃああ!
ポン酢に柚の絞り汁を継ぎ足すだけで香り高い湯豆腐の完成なのじゃあ!
香りの渦に抱かれて、雪の舞を見ながら熱燗をクイッと飲むと口福が
訪れます。
柚は絞ると種が出ます。この種は、貧乏四畳半の猫のひたい農場に植えます
てか、放り出しておきます(笑)そのうち芽が出るでしょうヾ(@⌒ー⌒@)ノ
さらにのこった柚子の皮は、今夜の貧乏四畳半の温泉の種です
袋に入れて湯船に入れればゆず湯ですから(笑)しっかり温まります
わはは!
貧乏四畳半の柚子の3段活用じゃああ!
大根の最後 [粗酒粗肴(貧乏酒肴)]
スゲースゲー!唐揚げなどの揚げ物が50円均一だって?
ふらりと訪れた隣町のスーパーで偶然にもバイキングに遭遇した。
今まで見たことない価格だったので、当然のように食指は動く
しかし決して裕福じゃない貧乏四畳半なので、なんとか2コインで
収まるように買い物をしなければならない。
薄汚れたズボンのポッケに入っていたのは、100円玉と50円玉だった
これでも3本も購入することができるのだ!なんという偶然だろうか?
度重なるラッキーに心躍るのであったヾ(@⌒ー⌒@)ノ
そのまま食べるだけでは、せっかくのコインが悲しんでしまうだろうから
大根1本生活で最後まで残った大根のしっぽで「おろし唐揚げ」に
するのじゃあああ!残った大根を取り出してみた。
( `・ω・) ウーム…想像していたよりシワシワになってしまっている。
人間で言えば100歳くらいか?大根おろしに耐ええるのだろうか?
それでもすりおろしてしまわないといけない。柔らかくなった大根は、
スリガネの上で引っかかるようになって、途中何度も持ち替えたりして
長い時間がかかってしまっていた。なるほど大根おろしは、若いうちに
してしまった方がいいのかもしれない。シワシワになってしまってからでは
すりおろすのに力もいるし、おろし器で指を怪我する危険も孕んでいる
それでもなんとかかんとかすりおろしに成功したのだった。
ふう~っ大根おろしにここまで手間取るとは、思ってもいなかった。
しかし50円の唐揚げ串に大根おろしをぶっかけてポン酢をたらした
瞬間から今までの苦労は、消し飛んでいた。
こりゃあ!ビール(発泡酒)が必要じゃなヾ(@⌒ー⌒@)ノ
ビール(発泡酒)じゃあああ!冷蔵庫から取り出してプシューと
プルトップを開けて、泡ごとグラスに注ぎ入れる。
大根おろしをつけたまま唐揚げを口に運び入れる。生暖かい唐揚げを
ハムッとすると中からジューシーな汁が出てきて大根おろしとポン酢と
混ざり合い甘くジューシーとピリっとして舌の上で転げまわる。
琥珀色した液体を流し込むと弾ける泡がさらに喉の奥を刺激する
くううううううううう~~~っっ!
んまいっ!
150円で口福じゃあああああ!
砂肝のコリコリ炒め [粗酒粗肴(貧乏酒肴)]
前回はレバーだったので今回は砂肝ってわけでもないのだけど、
胸肉の安売りは、よく開催されるけれどもレバーや砂肝なんて
滅多にお目にかかれなかったのだが最近、増えてきたような気がする
まあ要するに豚肉や牛肉などの価格高騰が続いているせいなのかも
しれないが、安売りならなんでも歓迎の貧乏四畳半である(笑)
と、いうことで買い求めてきた。
さっそく調理開始じゃああああ!っていってもフライパンで炒めるだけ
とっても簡単に酒肴が出来上がるヾ(@⌒ー⌒@)ノ
付け合せにには、貧乏人の味方のもやしと一緒に炒めるのじゃ!
塩コショウで味付けは、完璧じゃああああ!そりゃああ!あっというまに
完成じゃああ!これには、ビールがいいじゃろう(´▽`)
ビールといっても例のごとくビールもどきの発泡酒じゃああああ!
おおおっ!砂肝のコリコリ感ともやしのシャキシャキ感っ!
んまいっ!
コリコリする砂肝には、しゅわしゅわのハッピーな飲み物によく合うっ!
コリコリしゅわしゅわ、ぷはっ~!コリコリしゅわしゅわ、ぷはっ~!
間にもやしのシャキシャキも加わって、今宵の宴も大成功じゃああ!
コリコリしゅわしゅわ、ぷはっ~!
シャキシャキ!
コリコリしゅわしゅわ、ぷはっ~!
シャキシャキ!
コリコリしゅわしゅわ、ぷはっ~!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ハロウィンプロジェクトパート2 [粗酒粗肴(貧乏酒肴)]
ハロウィンも終わってしまったが、貧乏四畳半ではまだまだ南瓜の
種が残っているのだっ!かぼちゃを買って1度で二度も3度も
んまいっ!プロジェクトが進行中なのだヾ(@⌒ー⌒@)ノ
最後まで残ったかぼちゃの種、はたして乾燥させているだけで
酒肴になるのだろうか?かぼちゃの種を乾燥させていて5日目を
迎えようとしていた。かぼちゃの種は、表面のヌルヌルが薄くなって
触っても手にベタベタタする感触は、なくなってきていた。
指でつまんでも飛んでいくことは、なかった。
そろそろ食べごろかもしれない・・・・・・・種を取り出した南瓜の本体は、
煮物にパスタにと、その姿は消えてなくなっていた。
かぼちゃの最後の料理であるヾ(@⌒ー⌒@)ノその種だけがあった。
これをフライパンに移して、焼くだけなのじゃああああ!
うおおおおっ!
焼けたっ!
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ハロウィンパート1 パンプキンパスタ [粗酒粗肴(貧乏酒肴)]
かぼちゃが安くなっていた。やはりハロウィンが影響しているのだろうか?
かぼちゃを買ってくると必ずと言っていいほど種まで、ついてくる。
なにか意味があるのだろうか?( ゚д゚)ハッ!月末のことだし、きっと
アレだからということで貧乏神様のありがたいお心遣いかもしれない。
月末であることからアレであるからして、かぼちゃの種でなんとか
貧乏四畳半の家計を支えてくれるのかもしれない。
よーしっ!かぼちゃの種で酒肴を作るのじゃああああ!
まずは種を取り出さないといけない。こうやってこうやって
スプーンを使って種を取り出してみた。
(´ヘ`;)ウーム…大きなワタに阻まれている。綺麗に取り除かないといけない
ひと粒ひと粒取り出し作業を試みてみた。気の遠くなるような作業だ。
これくらいでは負けないのだ。これが美味しい酒肴になるのだと思えば
指先に力が入るというモノよ・・・あちゃああっ!|゚Д゚)))種があ!
飛んでいってしまったあ!ぬるっと飛び出してしまったのじゃああ!
とんだことになってしまった((((;゚Д゚))))それでもなんとかかんとか
種を取り出すことに成功したのだった。
次の工程は、洗い乾燥なのである。(´ヘ`;)ウーム…酒肴になるまでの
道のりは遠いのだ。先が見えない不安・・・・・・・・・・・貧乏に似ている。
厚揚げ豆腐の期限が4日も過ぎていた [粗酒粗肴(貧乏酒肴)]
うああああ気がつけば、厚揚げ豆腐の期限を4日も過ぎていた
果たして食べれるのか?さいわいパックの厚揚げ豆腐なので
未開封のまま冷蔵庫に放置していただけなので大丈夫だろう
火を通せばなんとかなるだろう・・・・
とにかく開封してみた。パックから出したら厚揚げ豆腐なのに
ヨーグルトの匂いがしだした時はちょっぴり心が折れそうでした。
ですが、火を通せばいける!!という信念のもとなんとか続行。
まずは、切りだな。パックからだして、そのまま切断。そもそも
豆腐とは、豆が腐ると書くので少々期限が過ぎたからといって
食べられない訳はないはずだ。いや、そうかもしれないし、
そうじゃないかもしれない。とにかく糸を引くくらいは、我慢できる。
鍋に切り分けた厚揚げ豆腐を入れて、砂糖と醤油、水を入れて
火を放つと、しばらくして沸騰してきた。
こういうものは煮込めば煮込むほどいいと聞くので、このまま
火を通し続けた。5分くらい沸騰したままにしておいたのだが
最初、厚揚げ豆腐にヒタヒタになるくらい汁があったのが、ほとんど
蒸発して鍋の底の方にあるだけになっていた。もう限界だろう・・・
器に厚揚げ豆腐を移して完成デーーーーーす!!!
おおおおっ!見事な出来栄えです。
とても賞味期限を4日も過ぎた厚揚げ豆腐とは、誰も気が付きません
さっそく、いただきまーーーーーーすっ!ヾ(@⌒ー⌒@)ノ
パクリッ
Σ(゚д゚lll)うっ!(´;ω;`)ウッ…
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貧乏四畳半風ポテサラ [粗酒粗肴(貧乏酒肴)]
ジャガイモは、芽が出てくる前に食さねばならない
先日、キムチ肉じゃがなるものを食べたが実にたいへん美味であった。
残ったじゃがいもをどうするか?これはもう決まりである。
ポテサラにしていただくのじゃあああああ!
ポテサラ これはもう!マヨネーズとじゃがいものコラボなのじゃっ
ビールのアテにもってこいなのじゃあああ!
季節外れの猛暑にも、もってこいっ!なのじゃああああ!
いつものようにじゃがいもの芽を取り、茹で時間が短いようになるべく
小さく小さくカットしますヾ(@⌒ー⌒@)ノ貧乏なのでガス代の件も
考えているのです。そお思うと貧乏人って結構賢いのかもしれません
自画自賛
おおっ!茹で上がったらマヨネーズをブチューの時間がやってまいりました
貧乏四畳半にマヨネーズが来てから、晴れの舞台なのです
あれ?じゃがいもに塩をしていたっけ?まあ、いいっ!今ここで塩を
ふりかけてマヨネーズをブチューブチューーーーーーーーッ!!!!
あの高価なマヨネーズを惜しげも無く使うのです。心の奥底では、
貴重なマヨネーズがあああああっ!とのたうち回っています。
貧乏VSマヨラーの戦いなのです。
でも?これだけでは物足りない・・・・赤味が欲しい!人参やハムは、
現在、高値中・・・・・まして「きゅうり」となると1本58円もするのじゃあ!
そんなもの・・・・高価すぎて入れられないっ!どうしよう(;´Д`)
そんな時っ!魚肉ソーセージじゃあああ!これを加えれば、
1色だったポテサラがああ!さらに進化するのじゃあああ!
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酒肴オクラのマヨ和え [粗酒粗肴(貧乏酒肴)]
オクラが安かったので、オクラのマヨ和えをつくろうと思い買い求めていた
買ったその日に軽く茹でておき冷蔵庫に保管しておいた
なんだかんだでその存在すら忘れようとしていた頃、マヨラーとしての
熱が沸々と湧いてきた。なにか?ぶっかけるものがないかあ?
そして冷蔵庫の扉を開けた途端に先日のオクラを思い出したのであった
おおおおおっ!これにぶっかけりゃあいいんじゃあああ!
さっそくオクラを取り出しレンジでチンッ!して温めることにした
温めたオクラにたっぷりのマヨネーズをぶっかけた
これでマヨラーとしての使命は果たした。しかし、実食となると
この上にさらにぶっかけなければならないものがある。それは
醤油だった。マヨネーズと醤油は相性がいい。さらにオクラにも
相性がいい。と、くればぶっかけなくてはならないのではないのだろうか?
醤油もぶっかけるとなれば、醤油とも相性のいい「おかか」もいいはずだ
これも同時にぶっかけるのじゃああ!
うおおおおっ!オクラのマヨ和え の完成じゃあああああ!
んまいっ!
オクラを丸のままかぶりつく快感っ!マヨと醤油とおかかの絶妙な
バランス
オクラは刻んで細かくしておいたほうが良かったのかもしれない・・・
オクラを丸のみしながらそう思ったのだった・・・・
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ササミ焼き [粗酒粗肴(貧乏酒肴)]
くわわわっ!ササミが安いっ!
値上げラッシュの秋だからこそ、この安売りは、ありがたいっ!
早速、今夜の酒肴じゃああああ!
ササミは、筋があるからなかなか食指が動かないけれど
ここまで安くなっていれば、かいっ!でしょうヾ(@⌒ー⌒@)ノ
買い求めて、調理じゃあああ!最初に筋を取らないといけない
これがなかなか厄介なのだ。丁寧に取ろうとするとささ身の形が
崩れてしまう。やはり笹身はその形が笹に似ていることから、きた
らしいのだが、真偽のほどは定かではない。
ぐちゃぐちゃになったささ身は、もはやささ身ではなく胸肉の塊と
なってしまったのである。やはり筋取りは大胆にかつ繊細に
行わなければならないのだろうか?えいっやああっ! ? !
なんと!Σ(゚д゚;)力を入れたとたんっ!筋が切れてしまったあっ!
なんということだ!あの長い長い筋がササミの中に埋もれてしまった
どうしよう?どうしよう?ええいっ!このまま調理してしまえっ!
筋を取らなかったからといって、なにか支障になることでもあるのだろうか?
かえって筋だけを買い求めて焼いてみたら、コリコリして美味しいかも?
そんなことを思いながら、焼きの工程に入る。
本来なら炭火で焼くのがいいのだろうけれども、貧乏四畳半では
フライパンで焼くのじゃあああ!塩コショウをしてフライパンで焼くのじゃあ!
フライパンで色が変わるまで焼くのじゃああ!ササミは焼いても
身が柔らかいと噂に聞いているが、貧乏四畳半のササミは筋金入りで
ある(筋が入ったままなのだ)だから、固めに焼くのじゃあああ!
焦げ目がつくくらいで、いいのじゃあああ!
おおおおっ!完成じゃあああああ!