貧乏四畳半的お茶の細道 [食生活]
今日も安い食材を求めて特売の店へ向かう、西へ東へ
時には、チラシを頼りに行ったこともない町にも向かうこともしばしば
まるで松尾芭蕉のように各地を点々として訪れ、路地裏のスーパーを
手当たり次第探し当てて、探索を行う路地裏の細道なのである。
生きていくために1円でも安いスーパーへ徒歩で向かう
自転車ならまだいいがバスや電車で買いに行くなんて、1円安いのを
買うために200円も使っちまった!なんてバカみたいなことになるからだ
ましてやオートバイや車でガソリン代を使ってまで買いに行くなら、それ
相応のまとめ買いでガソリン代に匹敵するほどの価格差で買わなければ
完全に本末転倒だろう( ̄ー ̄)
それにしても徒歩でトボトボ歩いていると寒さが身にしみる
アスファルトの寒気が足を伝わって体中に広がってくるみたいだ。
寒さに震えて街中で遭難しそうになる。店についてしまえば、暖房が
あるので安いものを物色する間は、寒さなんか忘れてしまえるが
1円の安いものを求めて遠くまで歩くから、到着するまでの間に凍えて
凍死してしまうかもしれないのだ。そんな危険と隣り合わせで買い物に
いかないと生きていけない貧乏四畳半なのだ
何度か心が折れて、途中の自動販売機のホットという缶飲料を買って
かじかんだ両手と寒風にさらされた喉に暖を与えようとしたことがある。
1円安いものを買い求めるために100円を使ってしまった徒労の話。
まだ被害が100円なので、破産は免れたが喫茶店などに避難していたら
間違いなく貧乏四畳半は、壊滅的打撃を受けたはずだ。
それからというもの遠くのスーパーまで買い物に出かけるときは、
店に着くまでの時間が長いので遭難する確率が高いときは、水筒を持って
出かけることにしたのだった。そうすると心に余裕ができて、少し遠回りして
公園のベンチでお茶を飲むことができるようになったヾ(@⌒ー⌒@)ノ
ホッとする瞬間だ。公園では寒い中でも咲いている花がある。
その花に負けないように今日も1円安い食材を求めて、いくのじゃあああ!
水筒のいいところは、いつでもどこでも飲めるということだ。
100円も散財した自動販売機の前で、これみよがしに飲んでやった
( ̄ー ̄)
貧乏四畳半室内でも水筒を利用するようになった。
朝、ガス代をつかって湯を沸かし、水筒にお茶を詰めると10時になっても
3時になっても水筒のお茶は熱いままなので、追加のガス代をつかって湯を
沸かす作業は、不要になるのだヾ(@⌒ー⌒@)ノ
これで自動販売機に盗られた100円をなんとかして浮かすのじゃああ!
貧乏四畳半的路地裏茶の道は、奥が深いのじゃああああ!
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