見果てぬ夢、口福な時間から破滅の道へ [美酒佳肴]
最初の香りは、鼻をくすぐる甘い酒のいい香りがした。色は無色透明。
一口、口に含むと甘い香りとともに酒の甘味が舌を刺激する、
喉を通過するときにキレというかすっきりとしたのどごしが感じられた
ああ、いい酒である
感嘆とも感激ともとれないつぶやきが出てしまった。なるほどこれはいい
友人に感謝しなければならない、こんなにいいものを教えてもらって・・
焼き鳥の塩味をほうばりながら、クイッと飲むと甘味の後にピリっとした
のどごしが焼き鳥を引き立ててくれる。思わず
んまいっ!
と叫ばずにはいられないだろう(笑)焼き鳥を3本食べたあとは、刺身である
冬が旬の鰤の刺身である。おおおおっ脂がのっているぞっ!
醤油にほんの少し触れただけで刺身の脂が醤油に広がっていく。
ブリの刺身は、シコシコとしたあとに脂を残して溶けていく・・そこへ
先ほどの酒である。ブリの刺身の甘さには、酒の甘さよりもキリリとした
辛さだけを感じる。サクッと鰤の脂を洗い流して爽やかな酒の風味がだけが
口の中を支配する。
次に刺身の脇役である大根のツマを何もつけずに口に含んで食べた
なんとなく口の中がリフレッシュしたみたいだ。そのあとに酒を飲んで
みたら甘さが引き立つようになっていた。その酒の甘さの余韻を
残しつつ鰤の刺身をくちにほうばるとまたもや旨みの脂がジワーっと
広がるのだった。すかさず酒をクイッとひっかけると今までの甘さの
余韻などなく( ー`дー´)キリッとして辛く感じた。
これこそ酒の
んまいっ!
であるヾ(@⌒ー⌒@)ノ
今度は名古屋のおっさんなのじゃあ! [美酒佳肴]
大阪のおっさん編は、もうすでに経験済みなので、赤味噌で
有名な名古屋のおっさんになるのじゃあああ!
名古屋のおっさん的に酒のアテには、みそ串かつやどて煮など
赤味噌系が有名だがビールのアテには、もうひとつあるのじゃあ!
名古屋の手羽先
東京にもある幻の手羽先なども有名だが、地元に根ざしているここの
手羽先が貧乏四畳半的には、好きな部類に入る。というのもここの
お持ち帰り用の専門店があるし、レトルトパックなどの商品は、
見当たらないからだった。希少価値のほうがいい・・・貧乏根性丸出し
いや、名古屋的なのだろうか?と、とにかく名古屋のおっさんなのじゃああ!
そして極めつけは、名古屋の地ビールしかないっ!
金しゃちビールじゃああああ!これで役者は揃った。
これから名古屋のおっさん化するのじゃああ!
手羽先を喰うのじゃああああ!
リベンジ白子ポン酢と日本酒 [美酒佳肴]
くわわわっ!リベンジじゃああああ!リベンジじゃあああ!
買い求めました白子っ!買ったその時間に調理じゃああ!
前回は、調理方法を求めて図書館に行ったのだが、今回は
そんなこともせずにいきなりっ!開封じゃあああ!
おおおおっ!新鮮なせいか血合いが取れた!
前回とは、違う種類か?パックのビニールに張り付いている表示を
見てみても前回の白子と同じものだ?個体差なのか?まあ、
前回の教訓を生かして塩をまぶしてしばらく放置した。
放置といっても、ほんの1分くらいだろうか?すぐさま水洗いし
茹でてザルに入れてみた( `・ω・) ウーム…前回より茹で過ぎたようだ
しかし香りは、ほんのり磯の香り・・・生臭さとは、無縁だ
これなら完璧にリベンジじゃあああああ!ネギぶっかけて
ポン酢もぶっかけて完成じゃああああああああ!
白子ポン酢といえば、完全に日本酒でしょうか?絶対、日本酒です
日本酒しかありえませんっ!というわけで酒宴の開始じゃああ!
くぱっあっ!と日本酒を枡に入ったグラスにどぼどぼっと入れる
ここは、雰囲気だけでも貧乏四畳半居酒屋なのだああ!
白子をひとくちっ!おおっ!茹であがった白子の中心から、とろ~りと
した白子が舌の上で踊りだすっ!こりゃこりゃっ!すかさず日本酒を
ぐびりっ!喉の中で白子と日本酒の香りが鼻から抜けてくる。ぷは~っ
んまいっ!
ヾ(@⌒ー⌒@)ノ美味である。白子のクリーミィな海のミルクみたいな
とろけるような食感と日本酒のキリリッとした味わいがマッチして
あっという間に枡の中の日本酒は、空になってしまっていた
すぐさま、おかわりをどぼどぼっと流し込み再び口元にもっていくのである
白子、日本酒、白子、日本酒と交互に進めていくうちに、またもや酒の
追加である。今夜中に酒のストックは、なくなってしまう・・・いや
それに匹敵するほど美味なのだから、しょうがない。
翌朝、転がった日本酒の瓶と枡、白子が入っていたであろう器の
残骸が散らばっているだけだった・・・・・
白子ポン酢と日本酒 [美酒佳肴]
ひえ~ぇ!白子が手に入りました。
料理屋さんや居酒屋さんでよく口にしたことがある白子だが、生の白子を
見るのも料理するのも初めてだ。無事に晩酌までもっていけるか心配
とりあえず冷蔵庫に入れておいて、図書館で調べてまいりました。
なかなかこういう料理本は、人気が高いらしくて手に入りにくいとのこと
それでも次の日には、無事に手に入れることができましたヽ(*´∀`)ノ
さっそく調理開始です。初めての体験にドキドキです
料理本によると下処理として食べやすい大きさに切り、血合いなどを
取り除く。と、あるがどこが血合いなのか?この赤いやつなのか?
さっぱりわかりませんが、たぶんこの赤いやつだと思うのだが・・・・
しかし、この血合いなるものはなかなかとれない。
ええぃ!めんどくせーっ!次の工程に移っちまええぇぇ!
酒をまぶして冷蔵庫に10分間放置?酒味をしみこませるのか?
それなら酒につけこんでしまえええ!酒が多すぎたか?
このまま冷蔵庫に放り込んでおこう!
ここまでの工程で生のまんまだ。手が生臭い、洗っても洗っても
匂いは取れないのじゃああああ!これだから生ものは手に負える。
洗っても洗っても洗っても洗っても手に残る~手に負えない。
酒でこの生臭さを取り除けるのか?少々疑問だ。だからといって
ほかの方法は、知らないのだからこのまま進行するしかないのだ。
下処理はしたとして(笑)どのようにして白子を酒肴として食すか?
だな。
白子としては、ポン酢和えぐらいしか思いつかないので、最初の
ファーストチョイスとして白子ポン酢をつくってみよ~うぅっ!
白子のポン酢とくれば、やはり日本酒だろう、とろ~りととろける白子に
日本酒のキリリッとした飲み口がよくあうはずだ。それにしても図書館で
借りた本ってどうしてこんなに分厚いのだろう?本の中の活字の多さは
条件反射で眠気を誘っててしまう・・・活字より写真が多いほうがいいなあ
白子ポン酢の作り方は・・・・え~と・・・・いかん!本を読むと眠くなる習性が!
活字をみると眠くなる~眠くな~~る・・・・・・ふわぁ・・・・・・
(-_-)゜zzz…
うあああ、いつのまにか半日寝てしまっていたあ!冷蔵庫の白子は、どう?
なっているのか?冷蔵庫の扉を開ける前から生臭いっ!すわっ!
失敗か?腐る白子を想像する。あいや~ぁ!手の匂いじゃったわい!
気を取り直して、恐る恐る冷蔵庫の扉を開けてみた。
ジャーーーーんっ!
これをザルに入れて酒を切るのじゃな?えええいっ!ざる~っ!
ふうっ、ε- (´ー`*)
次なる工程は茹でこぼしじゃな!30秒だけ加熱するのじゃな?
タイマーをセットして鍋の中に入れるのじゃあああああ!
茹でるのじゃああああああ!おっと30秒たったので火を止めて
余熱で煮るのじゃな?へ?どのくらい余熱で煮るのだろうか?
1~2時間ほったらかしでもいいのかな?ええいっ!放置じゃああ!
月末~最後のあがき [美酒佳肴]
ついにやってまいりました恐怖の月末が・・・・
お金を払わなくてはいけない案件がどっさりと列をなしてやってくる
それも怒涛のごとくやってくる
対する貧乏四畳半の防御姿勢は、なんたる脆弱で気薄なんだろうか!
ペラペラの財布がさらにさらにペラペラになってしまって、来月は
どうしたらいいのだろうか?玉ねぎ生活も12日目ですでに意欲も
希望もなくなってきている。
このままタマネギを咥えて死んでしまうのだろうか?
人生最後の日、いったい何を食べればいいのだろうか?
たまねぎなのか?もずくなのか?もう!いやだっ!(/ω\*)
こんな時に救世主現る!なのです
近所のお店が「閉店セール」開催中!なのです
閉店の最後のあがきの叩き売りセールなのです!
ついに閉店です。貧乏四畳半と同じく最期の時を迎えようとしています
店へ出かけるといままで誰も来なかったのに閉店となると人だかりが・・
まるでハイエナのようにたかりにきています
商品の棚がからっぽになっていくのには、購買意欲がそそられます
あれも買わなきゃ!これも買わなきゃ!と買いすぎてしまいそう
なんとなく少なくなった商品は、今すぐ必要でなくても買ってしまいそうな
雰囲気なのです
閉店セールの魔力!恐るべし!
しかし、小銭しか持たない(持っていない)わしは、気楽なもので
いつもより安い商品しか購買意欲が湧いてきません
その中で目をつけたのは、鮮魚コーナーにある刺身のさくです
や、安いっ!小銭で腹いっぱい食べれそう!
たしかに閉店セールで生鮮ものは、在庫がなくなるまで売り尽くしを
しないといけないから、安く販売するように設定されているはずだ。
ドライ物は、保存がきくから在庫が残っても転売も効くだろうし、
メーカーの引取りもできるはずだ。
今月最後だから、こんなにも贅沢をしてもいいのじゃないかっ!
そうだ!そうだ!刺身を買えっ!今夜も宴会じゃあああ!
やけのやんぱち!やけのやんぱち!やけのカンパチ!
と、いう貧乏神にもそそのかされ買ってきました刺身のサク3種類。
カンパチは、安売りしていなかったがそこそこのものは買えた
まずは、はるばるノルウェーからやったきたサーモンちゃん(*´∀`*)
赤く輝くルビーの色みたい・・・って本物のルビーは見たことないから妄想
ルイベとかのハイレベルな料理は、知らないからオーソドックスに山葵醤油で
いただきまーすっ!刺身ときたら酒っ!でしょうヽ(*´∀`)ノ
ここは日本酒の常温でクイッ!とやるっきゃないでしょう!ヾ(@⌒ー⌒@)ノ
ぬめりっとした食感にあとから山葵がツーンときて、涙が出るほど
んまいっ!
ここで日本酒をキュッ!とやれば、なおさらんまいっ!
幸せなひとときじゃあああああ!ささっ!次の料理に移りましょう(^-^)
はるばるインド洋からやってきた「キハダマグロ」ちゃん(*´∀`*)
まぐろはまぐろでも淡いピンクのまぐろちゃん!本物のマグロが
海のダイヤモンドだったら、キハダマグロはピンクのサファイヤだっ!
そして最後に登場したのは、「カツヲのたたき」!
現在、中国とモメている東シナ海で獲れた「かつをのたたき」!
中国との火種で泳ぎながら「たたき」になってしまったカツヲちゃん!
そうです!東シナ海では「かつをのたたき」が泳いでいるのです(大嘘)
ヾ(@⌒ー⌒@)ノ
「かつをのたたき」も禁断の山葵醤油でいただきます
そうとう飲んでいるので、わざわざポン酢かけもめんどくさくなった
そのまま食べてしまえっ!
と、ズボラな貧乏人です(*´∀`*)しかしながらわさび醤油でも
んまいっ!
焼けた部分と生の部分のバランスが絶妙!旨く調和しています
そして日本酒をクイックイッとやれば、ぷは~っと極上の瞬間です
それにしても世界各地から、んまいっ!貧乏四畳半に集結してしまいました
もう今夜はエンドレスです!んまいっ!
借金取りは、各地から集結しないで欲しいと願う月末の夜であった。
玉ねぎのことももずくのことも忘れ去ってしまった夜であった。
一夜限りの夢のような日は、もう終わり・・・・・・・・・